2009年11月 4日 (水)

ミツバチ

昨日は東京で木枯らし1号が吹き、水戸では初霜が観測できました。急に冬並みに寒くなってしまいましたが、秋になっても暖かい日が続いた所為か、庭には何故か夏に咲くムラサキツユクサやタツナミソウ、ショウジョウソウが咲いています。陽気の変動で植物の体内時計がおかしくなっているのでしょうか?

ムラサキツユクサを撮影していたら、花の裏側からミツバチが顔を出しました。ハチを見ると思わず刺されることを警戒して除けたり払ったりしたくなりますが、脅かさなければハチの方から攻めて来ることは滅多にないので、このように接写しても大丈夫なのです。こうして良く観察してみると両手でオシベをつかんでクチバシを差し込んでいるのが分りますが、器用に手を使う仕草は何とも可愛らしいものです。

ハチと言えば、今年はミツバチの大量失踪現象が話題になりました。報道によると、免疫力が低下してウイルスに感染しやすくなって大量死したという説と、除草剤や強い殺菌力を持った農薬の影響で、ハチの運動神経がやられて帰巣本能まで犯されてしまったという説があると言われているそうですが、何で突然、アメリカ、ヨーロッパ、日本という広い範囲でこの現象が同時に起きたのでしょう? これも環境変化が影響しているのか、効率を重視して農薬を利用したことが影響しているのかとても気になる問題です。そういえば近頃ハチの分封を見掛けなくなったように思います。


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2009年9月11日 (金)

WOOD−NOTE

WOOD−NOTEとは森の声という意味の言葉です。森の中で足を止めて耳を澄ましてみると、風が渡る音や雨の音、木が揺れたり葉が落ちたりする音、鳥の声、小川が流れる音、虫やカエルの声、川で魚が跳ねる音など、様々な声がすることに気が付きます。

私は毎年、夏になると一晩お気に入りの森で音の観察をしています。日が暮れてから朝になるまでの間、森の声を聞いた順番に記録してみたら、セミや鳥にも鳴出す順番があることに気が付きました。19時30分には「ホウホウ」というアオバズクの声が森の中の2ヶ所で確認できました。20時になると森の麓を流れる湿地付近でウシガエルが鳴出します。ときどきウォーキングをしている人の足音に驚いて慌てて水中に飛び込む「ドボン」という音もします。一度は鳴きやんだウシガエルが12時過ぎるとまた鳴き始め、深夜3時頃になるとアオバズクがまた鳴き出します。

朝4時になると、森全体でヒグラシの大合唱が始まります。ヒクラシの大合唱が一段落した5時にはミンミンゼミが鳴き始め、オオタカやカワセミの声も聴こえてきます。カラスも寝蔵から飛び立ちどこかに飛んで行きます。

生き物たちは棲み分けをしたり、昼行性のものや夜行性のもがあることは知られていますが、森の声の観察をしながら鳴き声の順番を記録してみたら、いつも同じ順番になるので、もしかしたら鳴く時間帯とか順番も決まっているのかもしれません。

9月になるとツクツクボウシが鳴出しますが、この声を聞くと夏の終わりを感じます。私の観察場所では5種類のセミが観察できるのですが、羽化が一番早いのはニイニイゼミで、その後にアブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシという順番で姿を見かけるようになります。森の声の観察結果は、セミの仲間の一番の早起きはヒグラシ。その次はミンミンゼミで、ツクツクボウシは8時頃になってやっと鳴き始めます。

なんとなく秋の空気を感じられるようになった今の時期は、羽化する時期が早いニイニイゼミやアブラゼミはもう見かけませんが、夕方になるとツクツクボウシが大合唱をしています。そんなとき森の木を注意深く観察すると、小さめで艶があまりないツクツクボウシの抜け殻がたくさん見つかります。このように写真に撮って抜け殻をジックリ見てみて、初めてツクツクボウシがデコッパチなことに気が付きました。

自然観察というと目で見て手で触れながらするものと思われがちですが、WOOD−NOTEに耳を傾けることも観察の1つです。たまには街の喧騒から離れて近所の森の中で、ゆっくり耳を澄まして音を感じながら自然観察をしてみてはいかがでしょうか?


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2009年8月31日 (月)

ツマグロヒョウモンの交尾

本州では近畿地方より西の地域にしか生息していなかったツマグロヒョウモンが、水戸で確認されたのは2004年のことでした。それから5年経って水戸市内の中心地でも姿が確認出来たと思ったら、なんと今度は同じ場所で交尾しているところを目撃し撮影することに成功しました。

緑色の葉の一部が赤く色付くショウジョウソウの上に止まって交尾するヒョウ柄のチョウ。何だかとてもカラフルです。ツマグロヒョウモンが飛んでいるだけでなく交尾までしているということは、水戸で始めて確認されてから5年で繁殖活動までするようになっているということなのかもしれません。大阪市から水戸市まで直線で約500キロあります。近畿地方を大阪市付近として考えると、ツマグロヒョウモンは大阪市から水戸市まで5年間で約500キロも生息地を広げたということになります。たった5年でそんなにも環境が変化しているということなのでしょうか?


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2009年8月23日 (日)

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンはタテハチョウ科の蝶で、漢字では褄黒豹紋と書きます。写真はメスのツマグロヒョウモンですが、前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つのが特徴です。

この蝶の国内の分布は、南西諸島、九州、四国、本州南西部と言われていて、1980年代までは近畿地方より西でしか見られなかったのに、1990年代以降には東海地方や関東南部で、2004年には水戸市でも確認されて話題になりました。その後、水戸市で確認された場所が判り私も観察してみようと思っていたのですが、なかなか発生時期に観察することが出来ずにいたら、何と今日の夕方、我が家の庭にヒラヒラと飛んで来たのです。つい最近まで水戸にいるハズのなかった蝶が、私の家を訪ねて来てくれるなんて思ってもいなかったことで、思わず我が目を疑ってしまいました。

地面スレスレに飛んで、砕石や地面に時々止まって1〜2回翅を開閉してスグに飛ぶ。人を警戒するのか止まっても足音に気が付くとスグに飛んでしまい、なかなか落ち着いてくれず、やっと近付いてもピントが合うと飛んでしまうのです。この状況はルリタテハとソックリで非常に撮影し難く、この写真は30分も庭の中を追いかけてやっと撮れた写真なのです。

ツマグロヒョウモンは最初に水戸で発見されてから5年経つのですが、今では県内の北部の福島県との境の地域でも目撃されているらしいです。たった5年で茨城県を北上して、ついに水戸市内の住宅街で普通に見られるようになってしまったと考えると恐ろしい話です。5年後、10年後の生物環境はどのようになっているのでしょうか?


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2009年8月 9日 (日)

輝く抜け殻

夕陽を浴びて輝くアブラゼミの抜け殻を見つけました。前回のニイニイゼミの抜け殻の写真と同じような撮り方をしても、透過しないニイニイゼミの抜け殻とは随分と印象が違うものです。茶色くて地味な抜け殻も陽射しを浴びていると輝いてみえて、何だか今にも動き出しそうな雰囲気があるし、抜け殻の構造がよく見えて面白いと思いませんか。

この時期、森に面した歩道を歩くと、木の幹やクマザサの茎、橋の欄干などにセミの抜け殻が付いていることがあります。たまに太い木の根元の地表に5〜7つ抜け殻が転がっていることがあるのですが、そのような光景を見ると木や草に登ることなく地面の上で羽化してしまってのかなと気になります。近くにセミが這い出してきたと思われる穴などもあるので、羽化後に風に飛ばされて抜け殻が木から落ちて溜まったとは思えません。地面の上では逆立ちするようにして殻から抜け出すことが出来ないのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか?

アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻は同じくらいの大きさで似ていますが、一般的には触覚の第3節(付根から数えて3節目)が他より長いものがアブラゼミと言われています。もし抜け殻を見つけたらルーペなどを使って良く観察してみてください。


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2009年8月 4日 (火)

ニイニイゼミ

夕方、桜の木の前を通りかかった時、「チー…ジー…」という声がしたので、近くにニイニイゼミがいると思い、辺りを見回してみたら抜け殻が1つ見つかりました。でも相変わらず鳴き声が止まりません。かなり近くから声が聴こえているのに姿が見つからないのです。しばらく気の回りをウロウロしながら探してみると、なんと抜け殻のすぐそばに止まっていました。あまりにも桜の木そっくりの迷彩模様で姿が見えなかっただけだったのです。そっと近付いて撮影したら鳴くのを止めてしまいましたが全然逃げようとしません。もしかして羽化直後だったのでしょうか?


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2009年8月 1日 (土)

アブラゼミの羽化

夕立のような雨が降ったり止んだりの天気の日、夕方の止み間に散歩に出たとき、雨に濡れた葉に白いものがぶら下がってるのを発見しました。何だろうと思い近付いて確認してみたら、何と羽化を始めたアブラゼミだったのです。この日は雨模様の天気で空が暗かったので夜と勘違いして、17時過ぎという時間に羽化を初めてしまったのでしょうか? それにしても、こんな時間に地上から15センチくらいのところで羽化するなんて驚きですが、折角のチャンスなので観察をすることにしました。

観察を初めて5分。ほとんど変かがなくピクリとも動かないので、もしかして羽化途中で死んでしまったのではと不安になったのですが、6分を経過したころから少しずつ殻から抜け始め、7分が経過したときには殻につかまって尻尾を出す姿勢になりました。


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2009年7月29日 (水)

ベニシジミの交尾

陽当たりの良い草原でハルジオンやヒメジョオンの花に止まっていることが多い、小さな赤褐色のチョウです。きっと誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? ベニシジミは植物に止まってもじっとせず、すぐに飛び立ってしまうので撮影のチャンスがなかなかないのですが、交尾中は長い時間止まったままでいるし、ゆっくり近付けば逃げないので撮影のチャンスなのです。

成虫は春から秋にかけて年に3〜5回ほど発生すると言われていて、春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やか。夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になるという違いがあると言われています。幼虫の食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科の植物。冬は幼虫で越冬します。


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2009年7月25日 (土)

人面虫ナガメ

ナガメは「菜の花につく亀虫」という意味で、アブラナ科の植物に集まることが多い昆虫です。カメムシと言うと嫌な臭いを発する昆虫というイメージがある嫌われものですが、ナガメのように模様を見てみると意外と面白いものや綺麗なものがいます。

ナガメは赤と黒の模様で歌舞伎の隈取のように見えますが、私はナガメを初めて見たときプロレスラー武藤敬司の化身グレート・ムタのペイントを思い浮かべました。写真は交尾をしているナガメを撮影したものですが、頭を上にして見ても下にして見ても人の顔ように見えて面白い模様です。生き物の色や形にはそれぞれ意味があると言われていますが、このナガメの色や模様にはどんな意味があるのでしょうか?


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2009年7月 8日 (水)

朝顔とアリ

7月に入ってからほぼ毎日のように最高気温が25度以上の日が続き、小雨が降ったり止んだりのハッキリしない蒸し暑い天気が続いています。最高気温が30度以上の日を真夏日と言いますが、今年は既に5月21日、6月23日、26日、27日、7月7日の5回も真夏日を記録しています。それに加え8日の水戸の最低気温が24・7度と、最低気温が25度以上の熱帯夜の一歩手前だったのです。暑いわけですね。

急に暑くなったからなのか、我が家の庭では早くもアサガオが咲き出しました。それも蔓が伸びず地面スレスレのところで咲いているのです。地面に近い場所で咲いたからなのか、花びらをよく見ると小さなアリさんが何匹もいます。アリさんは働き者で暑くても必死に働いているのですね。何だか「アリとキリギリス」の話を思い出してしまいました。


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http://natureart-mooju.cocolog-nifty.com/blog_namj/2008/09/post-e377.html

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2009年6月13日 (土)

オゼイトトンボ

「夏が来れば思い出す〜♪」で有名な尾瀬ケ原で発見され、標高の高い山岳地帯に生息するトンボとして知られているスカイブルーの鮮やかなオゼイトトンボ。 茨城県の生息地が南限と言われていて、レッドデータブック茨城県版では希少種になっているトンボです。

私はこのトンボが撮影したくて何年も前から探していたのですが、生息地の1つと言われている沢田湧水での観察会に参加したときも撮影出来ず、やっと見つけたオゼイトトンボの自生地だった湿地は羽化の季節に埋め立てられてしまったので、県内でこのトンボに出逢うことを半分諦めかけてたのですが、最近良く観察に行く市内の谷津田で出逢うことが出来たのです。このチャンスを逃すものかと長靴を履いて湿地に入り必死に撮影しました。

イトトンボは身体が細い上に飛び回るので、オートフォーカスではピントが合わせずらくマニュアルでするしかないのですが、被写界深度の浅いマクロレンズでは尚更ピント合わせが難しいのです。ちょこっと葉の上に止まった瞬間にそぉーっと近付いて息を止めながら手早く撮るのですが、なかなか背景の良いところに止まってくれないし、捕獲されると思って警戒しているのか直ぐに飛んでしまうので撮影は難しいのですが、こんな綺麗なトンボに出逢えただけでもラッキーな一日でした。

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2009年6月 4日 (木)

2種類の白い蛾

4月の終わり頃の夜、ガラス窓に小さな白い蛾がペタっと張り付いているのを見つけました。真っ白い翅の上の部分が縁取りしたように褐色の筋が付いています。そっと近付いて撮影してみたらストロボ効果で翅が透けて写りとても綺麗でした。図鑑で調べてみたら、マエアカスジノメイガという蛾でした。模様の特徴そのまんまのネーミングで何だか笑ってしまいます。

GWが終わった頃から、この小さくて白いマエアカスジノメイガ蛾を見掛けなくなったなぁと思っていたら最近また見掛けるようになり、大きなエンジェルトランペットの葉に止まっているのを見つけたので撮ってみたのですが、縁取りしたような褐色の筋がなくて、翅の中央部に2つの縞模様がありました。どうやら別の種類のようで、フタスジシマメイガかと思ったのですが、フタスジシマメイガを図鑑で調べてみると、翅が茶色で縞模様が白と書いてあります。私が撮影したものは、白い翅に茶色の縞模様なので逆パターンです。これはフタスジシマメイガではないのでしょうか?


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2009年5月14日 (木)

アオスジアゲハ

森の中へと続く山道を歩いていたら、急に目の前をヒラヒラと花びらが散るように青いものが横切り、足下の草の茂みに落ちたように見えました。何が落ちたのか確認しようと草の茂みの中を覗いてみたら、なんとアオスジアゲハでした。

アオスジアゲハは敏捷で飛翔力が高く、樹木の高いところに咲く花の周囲をめまぐるしく飛び回っていることが多い蝶です。草むらの中では態勢を立て直しいるのか小刻みに翅を振るわせていたのですが、滅多にない撮影のチャンスなので夢中になって撮影しました。最初に撮った写真は葉が邪魔をしていますが、とにかく逃げないうちにと思って撮影したもの。もう1枚の写真は驚かさないようにそうーっと葉をどかして撮ったものです。


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2009年3月27日 (金)

ツチイナゴ

庭の花壇に咲いたスイセンの花を見ていたら、茶色い物体が葉の陰でゴソゴソしていることに気が付きました。何かと思って姿を確認したら、なんとツチイナゴ。何でこんな時期にイナゴがいるの? とうとう異常気象の影響がイナゴにまで出始めてしまったのかと思って調べてみたら、ツチイナゴは日本に生息するバッタの仲間の中で、唯一、成虫のまま越冬する種類であることがわかりました。異常気象の所為じゃなくてよかった。

ツチイナゴの成虫は10月頃から現れはじめて、冬になると草原の枯れ草で越冬。春になると活動を始め、6月頃まで見られるそうです。それにしても何で他のバッタと違ってツチイナゴだけ成虫のまま越冬するのでしょうか。ちょっと気になります。仲間や天敵がいない時期に野原を独り占めしようと考えたのでしょうか?

この写真、何だかツチイナゴが葉から落ちそうになっているように見えます。よく見ると何となくカメラ目線しているように見えます。もしかしたら。こんなとこ撮るなって言いたかったのかもしれません。

ちなみに、イナゴは漢字で書くと「蝗」。虫ヘンに皇と書きます。虫の皇子様なんてイナゴはエライ昆虫だったのですね。


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2009年2月26日 (木)

繭のシルエット

まるで釣り竿のようなシルエット。クヌギの枝の先にぶら下がったこの物体は一体なんでしょう? 

ヒントは、冬枯れのクヌギやコナラの雑木林で見掛けることがあります。そして、上部の両端が尖っていて、まるで魔法使いサリーちゃんのパパの髪型のようですが、綺麗な黄緑色をしています。さぁ、何だかわかったでしょうか。


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2008年10月25日 (土)

ツマグロオオヨコバイ

前にもツマグロオオヨコバイの写真を掲載したことがありますが、この虫はヨコバイという名前の通り、近付くと横に逃げてしまうのことが多いのに、今回は近付いてもジッとしていてくれたので大きく写すことができました。これだけ大きく写すと、頭だけでなく足にも黄色と黒の模様があることがハッキリわかります。

黄色いキダチチョウセンアサガオ(エンゼルトランペット)の花びらの裏側にとまっていたので、このような写真になったのですが、黄色い花びらから薄日が透けていると眩しく感じるのに、虫の眼には眩しくないのでしょうか? 黄緑色の体と黒い模様も黄色い花びらの裏では目立ってしまい保護色になっていない気がします。


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2008年10月22日 (水)

アキアカネ

黄金色になった稲穂に止まっていた真っ赤なアキアカネを見つけました。アキアカネというと、子どもの頃、秋になると校庭の空いっぱいにアキアカネの大群が飛んでいる光景を見たことを思い出します。

アキアカネは平地の水田や池沼などで6月頃に羽化して、夏になると暑さを避けるために山間部に移動して、秋雨前線が通過した頃に群れをなして平地に戻って来るという習性があって、移動距離が長いものが多いトンボの仲間の中でも極端な長距離移動をするトンボです。そのためにエネルギーを存分に蓄える必要があり、さまざまな小昆虫を食べるのですが、たまにアキアカネが捕まえたトンボを抱きかかえるようにして飛んでいる姿を見ることがあってビックリします。


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2008年9月25日 (木)

オオケタデとマメコガネ

オオケタデはイヌタデやオオイヌタデより大きくて、大人の背丈くらいまで伸びて、鮮やかな赤紫色の花を咲かせます。子どもの頃は河原や荒れ地などによく咲いていた花で、女の子はおままごとのとき、イヌタデやオオケタデの花をお赤飯として使うことから、アカマンマと呼ぶこともあったようです。


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2008年9月18日 (木)

ミンミンゼミ

夏になるとアチコチから聴こえるセミの声。朝、ミンミンゼミの鳴き声があまりにもうるさいので窓を開けたら簾につかまって鳴いていたのです。窓辺で鳴いていたのだからうるさいハズです。(笑)

セミと言えばミンミンゼミと同じくらい良く鳴いているのがアブラゼミですが、アブラゼミは庭に飛んで来たり、朝になると道路に死骸が落ちていたりするので姿を見掛けることがありますが、ミンミンゼミは高い木が好きなのか声は聴こえても姿を見る機会があまりないような気がします。そんなミンミンゼミが近くに止まっていてくれるのですから、こんなときに観察と撮影をしないわけにはいきません。

アブラゼミは翅が茶色で頭の周りは黒い色をしていますが、ミンミンゼミは翅が透明で、頭の周りの色が空色なのです。そのミンミンゼミの頭の周りの空色の部分を良く見ると、なんだか人が目を見開いて睨んでいるように見えてきました。一時期、人面魚とか人面犬、人面クモなどの生き物が流行ましたが、ミンミンゼミもその仲間なのかもしれません。


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2008年8月25日 (月)

オニヤンマ(3)

毎年8月になると一度は庭にオニヤンマが飛んできて、どういうわけだか窓から部屋の中に入って来ます。今年の夏は姿を見ないと持っていたら、やっぱり姿を見せてくれました。夕方、窓から入って来て部屋の中をグルグル飛び回っているうちに、外は雨模様になり私の部屋で雨宿り。羽音がしなくなったと思ったら電気のコードに止まっていました。


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2008年8月22日 (金)

クサカゲロウ

体長2センチほどで、透明な翅と優しい緑色の体が特徴であるクサカゲロウがクマザサの葉に止まっているのを見つけました。夜行性で灯火に集まることが多い昆虫なので、今回のように明るい時間に見つけられるのは珍しいことかもしれません。

クサカゲロウという名前は優しい草色をしていることが由来という説と、クサカゲロウの仲間の中に臭い匂いを出すものがいるので「臭いカゲロウ」が短くなってクサカゲロウになったという説があるらしいですが、個人的には草色のカゲロウの方が合っている気がします。クサカゲロウはアブラムシなどを食べてくれる役に立つ昆虫なのに、臭いカゲロウなんて可哀想ですよね。

クサカゲロウと言えば、優曇華(うどんげ)と呼ばれる卵がよく知られています。お腹から出す粘液の糸の先に卵を産みつけて、それを葉の裏側などにぶら下げるのですが、たまに電気の笠の縁や車のドアミラーなどにも産みつけることがあります。

優曇華(うどんげ)とは、3000年に一度しか咲かないというインドの伝説の花のことで、仏教ではこの花が咲くと如来や金輪明王、転輪聖王の出現を知らせるものであると有り難いものとして考えているのに、何故か昔の日本では天変地異などの災いを予告する花という言い伝えがあり恐れていたそうです。滅多に見られないものが見られたことを良いことの前兆と思うか、逆に良くない事が起きると思うかは考え方しだいですが、本当に優曇華(うどんげ)の花が見られたときに良くないことが起きたことがあったのでしょうか?

優曇華(うどんげ)は憂曇華(うどんげ)と書かれる場合もあります。


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2008年8月18日 (月)

アゲハチョウ

朝、目を覚まして部屋の窓を開けたら、庭にアゲハチョウが1匹飛んできて植物にチョコンと止まりました。急いでカメラの準備をして庭に出てみると、まだ同じ場所に止まったままだったので、驚かさないようにソロ〜リソロ〜リと近付いて撮った写真がこの1枚です。滅多にゆっくり止まることのないアゲハチョウが撮れるだけでもラッキーなのに、ちょうど朝日が透けて翅の模様がとても綺麗に見えてる場所に止まってくれるなんて運が良かったです。早起きは三文の徳ですね。

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2008年6月29日 (日)

ニホンカワトンボ

明るい時間にホタルが舞う小川を散策していると、ときどきニホンカワトンボに出逢うことがあります。カワトンボの仲間は水面をユラユラと優雅に飛ぶ特徴があるのですが、このニホンカワトンボは身体がブルーで翅が紅茶色と色が鮮やかなので、小川などで見かけるとついつい見入ってしまう綺麗なトンボです。以前写真を掲載したハグロトンボも同じカワトンボの仲間なので、カテゴリーの昆虫から辿って比べてみてください。

ニホンカワトンボは、ヒガシカワトンボという名前の方がピンとくる人が多いかもしれません。私もヒガシカワトンボと言う方が馴染みがあるのですが、分類方法の研究が進むにつれて、カワトンボ→ヒガシカワトンボ→オオカワトンボ→ニホンカワトンボと名前が変わったのだそうです。

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2008年6月25日 (水)

スジグロチョウ

森を抜けて水辺の公園に出ようとしたとき、突然足下から白いものがたくさんヒラヒラと舞い上がりました。何が起ったのかと足を止めて観察してみたら、その白い集団はたくさんの蝶だったのです。良く目を凝らしてみると群生するドクダミの周囲に10匹程度の蝶の集団が2組いて、私の足音に驚いて一斉に飛び立ったのでした。

一度にこんなにたくさんの蝶を見たのは初めての事で、びっくりしながら眺めていたら、ドクダミの茎にしがみついて飛び立たずにいる蝶が一匹いたので近付いて観察してみると、なんと交尾中のスジグロチョウだったのです。スジグロチョウは春と夏で色が少し変わるようですが、こうしてみるとオスとメスでも色が違うことがわかります。蝶はなかなかジッとしていてくれないので撮影が難しいものですが、こんなシーンに出逢えるなんてラッキーでした。


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2008年5月18日 (日)

シャクナゲとクマバチ

近所の川沿いにある緑地公園に1本だけシャクナゲがあります。この時期になると毎年気になって見に行くのですが、いつも花が終わりかけてたり早過ぎたりして写し頃のときになかなか出逢ず、ずっと残念な思いをしていました。それが今回やっと花盛りのときに見ることができて、綺麗なシャンナゲを撮影することができたのです。

シャクナゲと言うと「夏の思い出」という歌の「シャクナゲ色に黄昏れる〜♪」という歌詞を思い出します。この歌に出て来るシャクナゲは東北地方から中部地方の山地に分布するアズマシャクナゲのことで、石楠花色というのは「黄昏れる」ということからピンク色のものと考えられているそうです。

このシャクナゲをじ〜っと観察していたら、こんな昆虫を発見しました。


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2007年12月20日 (木)

カマキリを操縦する生物

葦簾の上を匍匐前進するように歩くカマキリを発見。カメラを向けたら一瞬立ち止まってこちらをチラッと覗いたように見えました。よく見るとお腹が大きいようなのでメスだったのかもしれません。このカマキリを見ていて、カマキリに寄生して操縦する生物がいることを思い出しました。


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2007年10月25日 (木)

トノサマバッタ

先日、地元の公園で開かれた自然観察会に参加してきました。テーマは「10種類のバッタをみよう!」。本当に今時の公園で10種類ものバッタが見られるのか疑問に思っていたら、観察会開始前に「この公園の広場には10種類のバッタが生息しているのは間違いないが、もしかしたら今日は7種類くらいしか見られないかもしれない」との説明があり、実際には何種類のバッタを観察できるのか余計に気になりました。

観察会の説明を聞いた後、集合場所から公園内の広場まで植物を観察しながら歩き、広場では指導員の方たちが捕虫網を持ってバッタ採り。参加者も一緒になってバッタを追い、私も久しぶりに本気でバッタ採りをしました。広場で昆虫採取なんて何年ぶりのことか、良い年をした大人たちが子どもの頃に戻ったように網を振る姿は何とも言えない光景でしたが、1時間くらいの間に、トノサマバッタ、オンブバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ(緑/茶)、ショウリョウバッタモドキ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、セグロバッタなどを観察することができて、見事に目標を達成。残り少ない野原に今でもこれだけのバッタがいることが確認できて、ちょっと安心しました。

写真は迫力のあるトノサマバッタです。以前、幼虫の写真を掲載したことがあるので、昆虫のカテゴリーから探して比べてみてください。

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2007年9月20日 (木)

ショウリョウバッタ

ある夜、網戸にショウリョウバッタが止まっていました。以前、クビキリギスの写真を掲載したことがありますが、今回も同じような撮影方法で撮ってみました。顔の違いを比較してみてください。ショウリョウバッタは触覚が平べったくてシッカリしています。こうして顔をジックリ見てみると、何だか映画「となりのトトロ」に出て来たメイちゃんに追いかけられる小さなトトロに似ているような気がします。(笑)

ショウリョウバッタのオスは体長5センチ程度、メスは8センチ程度になり、日本に分布するバッタの中では大型のバッタで、オスは飛ぶときに「キチキチキチ」と音を出すことから「キチキチバッタ」と呼ばれたり、メスは後脚を揃えて持つと身体をお辞儀をするような動作を繰り返すことから「コメツキバッタ」とも呼ばれます。

クビキリギスの写真はカテゴリーの「昆虫」から探すとスグ見つかります。

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2007年9月11日 (火)

トノサマバッタの幼虫

体長が大人の指2節分(約4センチ)ほどで、上半身に比べて下半身が薄くて短いズングリとしたバッタを見つけました。バッタにしては翅が短いし、何だか不思議なバッタだと思い撮影したのですが、調べてみたらトノサマバッタの幼虫であることがわかりました。少年時代の殿様ということは若様でしょうか。(笑)

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2007年9月 1日 (土)

イナゴ

昔は稲穂が実る頃、水田でイナゴをたくさん獲って家で佃煮を作って食べたものですが、近頃は近所にイナゴのいる水田がなくなり、イナゴを獲る機会もなくなってしまいました。近所に水田がまったくないわけではないのですが、農薬を使っているのかイナゴや、水田にいるはずのゲンゴロウやトンボのヤゴなどを見る事ができません。作物しか育たない水田というのも何だか不自然な気がするのですが、最近はそんな水田が増えているように思います。

ところが川沿いの公園を散歩していたとき、何かが目の前を飛んだことに気が付き、水辺に茂るガマの葉をよく観察してみたら、葉の影に朝露に濡れたイナゴがいたのです。何だか懐かしくなって木道に座り込んで必死になって撮影してしまいました。

イナゴの佃煮は、ちょっと前までは水田から得られるタンパク質やカルシウムの補給食材として利用されていたもので、普通に家庭で作る食べ物だったのに、今ではお店で酒の肴として売られている珍味になってしまいました。虫を食べるということで、近頃ではゲテモノとして扱われることがあるのがチョット残念です。

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2007年8月18日 (土)

オオヤマトンボの抜け殻

近所の緑地公園で、まるで恐竜のミニチュアのようなヤゴの抜け殻を見つけました。頭の形、大きさからオニヤンマの仲間の抜け殻かと思ったのですが、それにしては手足が長いし腹部が太いと思い、帰宅後、写真をもとに調べてみたら、オオヤマトンボの抜け殻ということが分かりました。

オオヤマトンボは体長が78〜90ミリで、オニヤンマ(90〜110ミリ)と比べるとやや小さめのトンボで、北海道南部〜種子島、石垣島の平地から低山地の開けた池沼に生息しています。

抜け殻を見つけた公園では、オニヤンマやギンヤンマをよく見掛けます。オニヤンマとギンヤンマは飛ぶ姿でも見分けやすいのですが、オニヤンマとオオヤマトンボはなかなか止まらないし、色や模様も似ていて飛ぶ姿だけでは見分け難しいので、もしかしたら今までオニヤンマだと思って見ていたものの中に、オオヤマトンボも混じっていたのかもしれません。抜け殻があったということは、この場所で羽化したということなので、今後、この公園でもっと注意深く観察を続けていれば、成虫と出逢えるかもしれません。もし成虫と出逢う機会に恵まれたら撮影してみたいものです。

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2007年8月15日 (水)

オニヤンマ(2)

オニヤンマは一昨年の夏から被写体として狙っていたのですが、いつもスイーッと飛んでばかりいて、なかなか止まってくれないので撮影出来ず、やっと撮影することが出来たと前回書きましたが、夕方、開けてあった窓からオニヤンマが部屋に飛んできて、またまた撮影することが出来ました。なかなか撮影できなかったのに、こんなに連続して撮影のチャンスに恵まれるなんてビックリです。

今回はちょっと捕まえて顔をアップで撮ってみました。この写真を撮ったあと、ユウガオの蔓に捕まらせたら、しばらくそのままジッとしていたので、その様子も撮影してみたのですが、撮影後「OK」と言ったら、まるでその言葉が分かったかのように空高く飛んで行きました。

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2007年8月14日 (火)

オニヤンマ

梅雨が明けてから暑い日が続いていますが、昨日は朝5時だというのに暑くて目が覚めてしまいました。あまりの暑さに寝直す気にもならないので、カメラを持って近所の川原へ散歩に行きました。川沿いの森の中では「チョットコーイ、チョットコーイ」とコジュケイという鳥の声が聴こえてきて、水辺に生えているガマの葉には、ミヤマアカネやショウジョウトンボが止まって朝露で濡れた翅を乾かしていました。翅が濡れているから飛ばないだろうと思って近付いたら、予想に反して飛んでしまい大きく写すことに失敗。シオカラトンボは警戒心が強くて、なかなか撮らせてくれません。f(^_^;)

6時を過ぎた頃から日射しも強くなり始め、そろそろ散歩を終わりにしようかと思っていたところ、目の前をスイーッとオニヤンマが飛んでいきました。オニヤンマは大型のトンボで、水際を気持ちよさそうに右へ行ったり左へ行ったりするのですが、なかなか止まってくれません。オニヤンマを撮影しようとして追いかけると、こちらが根負けしてしまうほど、ずーっと飛び続けています。早朝ならもしかしたら止まることもあるかと思い必死に追い続けたら、なんとコンクリートの柱にちょこっと止まってくれたのです。「頼むから飛ぶなよ〜」と心の中で念じながらジリジリと接近。やっと撮影することができました。

撮影しながらオニヤンマを観察していて、目がとても綺麗な水色をしていることに気が付きました。そういえば「トンボのメガネ」という歌には「トンボのメガネは水色メガネ〜♪」という詞が出てきますが、あの歌に出て来るトンボはオニヤンマだったのかなぁなんて考えてしまいました。気が付いたらTシャツが絞れるほど汗だく。冷たい湧き水で顔を洗ってみたのですが、それでも暑い。オニヤンマを撮れたのだから早起きの効果はあったと思いますが、この暑さはちょっと異常です。いつまでこの暑さが続くのでしょうか。

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2007年7月25日 (水)

カラスアゲハ

毎年、庭にノカンゾウの花が咲くと、一匹だけカラスアゲハがやってくるようになります。それもいつも決まって夕方の4時頃。まるで時間をみているかのように、いつもこのタイミングで顔を出します。もしかして電車やバスのダイヤのように、カラスアゲハも一日の飛行コースやスケジュールが決まっているのでしょうか?

カラスアゲハの成虫はそんなに長生きしないハズなので、毎年この時期に姿を現すといっても、去年のチョウが今年も来ているわけはないのに、まるで去年のチョウの習慣を引き継いだかのように同じタイミングで現われるのは何でなのか気になります。単なる偶然にしては出来過ぎている気がするのですが・・・。

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続きを読む "カラスアゲハ"

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2007年7月22日 (日)

アブラゼミ(2)

この前のアブラゼミが気になって毎日観察しているのですが、見つけてから3日経っても同じ場所にいました。上に行ったり下に行ったり、横に移動したりと多少は動いているようなのですが殆ど同じ場所にいます。夕方、このセミを観察していたら、何度か飛び立とうとするのに飛べなくて落下。落下すると上に這い上がるということを何度も繰り返していることが分かりました。最初は羽化したものの天気が悪く気温が低くて飛べないでいるのかと思ったのですが、今日は弱い雨も止み、夕方には日も射して暑くなったので、どうやら気温の問題ではなさそうです。飛び立とうとする度に翅もバタバタしているのでケガをしているようにも見えないのですが、一体どうしたのでしょうか?

こうして止まっているセミを横から見ると、翅の長さと胴体の長さの違いやストロー状の長い口がよく見えて面白いのですが、この辺はカラスが多いので、カラスに見つかって食べられないか心配です。

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2007年7月20日 (金)

アブラゼミ

夏の風物「アブラゼミ」を、今夏、初めて見つけました。もう羽化し始めているのですね。木につかまっていたのではなく、蔓草を絡めてあるネットにつかまっていたというところがチョット自然ぽくないのですが、抜け殻が近くにあったのでココで羽化したのかもしれません。この写真を撮ったのは夕方だったのですが、20時近くなって辺りが薄暗くなってから見に行ったら、まだ同じ場所にいました。草の蔓につかまって動いているのに触っても逃げようとせず、すぐにぶら下がって落ち着いてしまうので、夜になって天敵に食べられないか心配です。

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2007年7月13日 (金)

ハグロトンボ(メス)

ハグロトンボのオスを撮ったあと林道を登って行ったら、林道の途中でメスのハグロトンボに出逢いました。メスはオスと違って翅も胴体も真っ黒で、オスと同じようにヒラヒラと飛びます。メスも警戒心が強く1ケ所にじっとしていてくれないので、なかなか撮影できません。この写真を撮ったときも、時間をかけて少しずつ接近して、あと1歩近付いて撮ろうとしたら高いところに飛んで行ってしまいました。飛んで行ったハグロトンボを目で追っていたら、木の高いところにある葉に止まり、その周辺にはメスばかり5匹も止まっていて、いくら何でもココまでは追って来れないだろうと皆で高いところから見下ろしているようでした。

もっと低いところで、ちょっとだけ止まっていてくれれば撮れるのにと思いながら移動するのを待っても、安全な場所からはなかなか動こうとしません。そんなトンボを眺めながら移動するのを待っていたとき、トンボの種類によって撮りやすいトンボと撮りずらいトンボがいることに気が付きました。例えば家の周りで良く見掛けるノシメトンボやアキアカネはあまり逃げないし、一度飛んでもまた戻って来るから撮りやすい。オニヤンマやギンヤンマはスイーッと早く飛ぶし、なかなか止まらないので撮りずらい。シオカラトンボは近寄ってもスグ逃げないものと、警戒心が強くスグ逃げるものがいます。シオシカラトンボには個性があるのでしょうか。イトトンボの仲間のモノサシトンボやキイトトンボは近付いて撮影しても逃げないし、素手で簡単に捕まえることもできます。この違いは何なのでしょう。

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2007年7月11日 (水)

ハグロトンボ(オス)

黒い翅にメタリックな緑色をした胴体と、ヒラヒラとゆっくり飛ぶことが特徴で、日陰で薄暗い雰囲気の林や、林の際の小川などに見掛けるトンボです。体長が6〜7センチほどある比較的大きなトンボなのですが、なかなか止まらないし、たまたま葉に止まっても警戒心が強くスグに飛んで移動してしまうので、なかなか撮ることができません。それに加えて、林の中や日陰など、やや薄暗いところにいることが多いので、止まっていてもピント合わせが厄介です。

この写真を撮った場所は川の側の薄日が射す場所だったのですが、せっかくトンボが葉の先に止まったのに、わずかな風で葉がユラユラして撮影が困難でしたが、何とか100ミリのレンズでココまで接近することができました。

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2007年5月25日 (金)

オケラ

庭にゴーヤの苗を植えようと土を掘り返したら、小さいモグラのような形をした生物が顔を出しました。すかさず捕まえてみると、それは子どもの頃は水田や畑などで良く見掛けたケラの仲間でした。ケラは俗にオケラと呼ばれることもある穴堀名人ですが、我が家の庭にいたとは驚きです。昨年の夏、日が沈んで暗くなり始めた「ジー」という連続音が聴こえて気になっていたのですが、その声の主はオケラだったようです。どうりで声の正体を突き止めようと懐中電灯を照らして探しても見つからなかったハズです。土の中で鳴いていたのですから。f(^_^;)

オケラのオスの前翅の翅脈は複雑な構造になっていて、そこに鳴くための発音器官があり、巣穴を共鳴室として使い鳴き声を大きく響かせるのだそうです。メスもわずかに鳴くことができるのですが、土の中から聴こえるオケラの鳴き声を聴いて、昔はミミズが鳴いていると考えられていたというのも有名な話です。

「オケラ」と言えば、所持金のない“すっからかん”の状態を現す言葉で、「虫ケラ」と言えば取るに足らない者というような意味の蔑称。器用貧乏なひとを「けら芸」というなど、良い意味で使われることがない言葉ですが、ケラは空も飛べるし水面を泳ぐこともできて、土中でも対応できる能力を持ったコオロギの仲間なのです。

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2007年4月22日 (日)

テントウムシ

シロバナタンポポの茎をトコトコと登ってきたナナホシテントウ。どこまで登って行くのか観察していたら、ユーターンしたかのように反り返った萼につかまって逆さまになってしまいました。このあと風に揺られて地上に落下したと思ったら、またまた茎をよじ登って同じ事を繰り返していました。このテントウムシを見ていて、子どもの頃「テントウムシが空高く飛んで行くときは天気が良い」という言い伝えがあると教わったことを思い出しました。このテントウムシの行動は、もしかして天気が崩れる知らせなのでしょうか?

以前、外来種のセイヨウタンポポと在来種のタンポポの一種であるカントウタンポポの大きな違いは萼で、萼が反り返っているものがセイヨウタンポポ、反り返らずに真っすぐなものがカントウタンポポだと書きましたが、シロバナタンポポは在来種なのに外側の萼が反り返っているのです。ちなみにニホンタンポポというのは、約20種類ある在来種のタンポポの総称で、ニホンタンポポという種類のタンポポがあるわけではありません。

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2006年11月 1日 (水)

クビキリギス

夜の訪問者の第二弾はキリギリスの仲間のクビキリギスです。体長5センチほどで、口の周囲が赤く頭が尖ったクビキリギスが窓から部屋に入ってきました。これらの特徴をどうやって写すか考えた結果、こんな写真ができました。

左手でクビキリギスの足を持って、右手でカメラを持ちストロボを使って撮影。最近のデジタルなストロボは、一昔前のアナログなストロボに比べると集光性が強く、スポットライトのような光り方をするクセがあることを上手く利用して撮ってみました。キリギリスの顔ってマジマジと見た事はなかったけど、こうして見てみるとなかなか面白いものです。

クビキリギスという名前は、指に噛み付くとなかなか離さず、無理に引っ張ると首が抜けることから付いたそうですが、喰いつかれると本当に痛い。まるでカミキリムシみたいですよ。

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2006年10月10日 (火)

ツマグロオオヨコバイ

エンゼルトランペットの花びらにツマグロオオヨコバイがよく止まっています。体長が1.5センチ程度の小さな虫で、羽根が黄緑色で、黄色い頭と胸に黒い玉模様があり、足まで黄色と黒のシマシマ模様なのが何とも可愛らしい虫です。よく見てみるとセミを縮小したような体型をしています。こんなにカラフルで可愛らしいのに、植物の茎や果実の汁を吸って枯らしてしまう害虫なのだそうです。

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2006年10月 6日 (金)

ヨモギエダシャク

庭に咲いているエンゼルトランベットの葉の中に、一部だけ虫食いになっている部分があることに気が付いて、虫に食われたの葉の周りをよく観察してみたら、葉脈のフリをしているヨモギエダシャクの幼虫がいました。ヨモギエダシャクというのは、シャクガの仲間で俗にシャクトリムシと呼ばれているガの幼虫ですが、普通、野山で見掛ける体長が3〜4センチ程度のシャクトリムシと違って、体長が6センチ程もある大型のシャクトリムシです。

写真のヨモギエダシャクは色が葉と同じ緑色で、葉脈の形をして擬態化していることが分かりますが、太さと短さから葉脈には見えません。ちょっと変身がヘタなところが何だか可愛らしく感じます。

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2006年10月 1日 (日)

彼岸花とショウリョウバッタ

この写真はヒガンバナの上にいたショウリョウバッタを撮影したものです。バッタの仲間は、周囲の葉の色などに紛れるように保護色になっているのが普通なのに、鮮やかな赤い色をしたヒガンバナの上のバッタは、とっても目立っていました。

このバッタは撮影が終わって「OK!」と言ったとたん、どこかにピョーンと飛んで行ってしまいましたが、不思議と撮影している間はジッとしていてくれました。もしかしたら目立ちたがりやのバッタだったのかもしれません。

ヒガンバナを撮影した作品を「Gallery-2」にまとめてみました。こちらも見てみてください。

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2006年9月21日 (木)

キタテハ

ハグロトンボのメスを見つけて河原沿いの林道を歩いていたとき、3匹のキタテハがヒラヒラと飛んでいるのを見掛けました。どうやらこの林道が蝶道になっているようで、ここでは良く3匹のキタテハを見掛けますが、1匹のメスを奪い合うように激しくバトルするわけでもなく、いつも仲良く3匹で飛んでいるように見えます。

キタテハは活発に飛び回ることが多くなかなか撮影できないのですが、一瞬だけ葉などに止まり羽根を広げてくれることがあります。長い間止まってくれるわけではないので、チラッと葉に止まって羽根を広げてくれたときだけがシャッターチャンスです。そのチャンスを見逃したら、その日は撮影できないかもしれません。

キタテハは河原や野原などで普通に見られる蝶ですが、夏型のものと秋型のものがいて、秋型のものは越冬するそうです。

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2006年8月30日 (水)

泥だらけのニイニイゼミ

ニイニイゼミの羽化は他のセミより早く6月頃に始まり、木の低いところに抜け殻が付いていることが多く、抜け殻が小さくて全身泥だらけなのですぐに見分けが付きます。ニイニイゼミだけ抜け殻が泥だらけなのは、ニイニイゼミの幼虫が湿り気のある場所を好むからですが、他のセミも幼虫のときは土の中で過ごしていて、羽化するときに土中から出て来るのに、何で抜け殻に泥が付いてないのでしょうか?

私が観察している森では、この2〜3年ニイニイゼミの抜け殻が少なくなっています。もしかしたら、温暖化によって乾燥化が進んでいるのかもしれません。 

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2006年8月28日 (月)

ナゴヤサナエ

トンボやセミは夜中から明け方にかけて羽化するものだと思っていたら、昼間羽化するトンボがいると聞いて信じられなかった。天敵から身を守るためには、どう考えても夜間の方が羽化に適している。それなのに、ナゴヤサナエは午前10時頃に上陸して、その後2時間程かけて羽化する。

写真を撮影した場所では、ウチワヤンマと同じようにナゴヤサナエの抜け殻もたくさん見られたところなのに、この2〜3年まったく見掛けなくなってしまった。以前は、羽化の様子を撮影に行くと、近所の子どもが夏休みの自由研究のために観察している姿を見掛けたこともあった。

ナゴヤサナエのヤゴは、波消しブロックや護岸用のコンクリート壁などに捕まったり、草にぶら下がって羽化するが、中には砂浜に転がっている石に捕まって羽化しているものもいる。羽化というのは必ずしも成功するものではなく、羽根が広がりかかったときに、捕まっていた石がバランスを崩して転がってしまい羽根が傷ついてしまうものや、羽化が完了して飛び立とうとした瞬間に波を浴びて水中に落ちてしまうものなどもいる。ヤゴが上陸している最中に鳥に食べられてしまうものもいるわけだから、上陸したヤゴの中で無事に成虫になって空を飛べるのはわずかなのだろうが、あと一息で空を飛べるという所まできて命を落としてしまうのを見ると、何とも切なくなってしまう。

この数年は、ナゴヤサナエの抜け殻を確認できずにいたが、今夏は1つだけ確認することができた。この抜け殻から巣立ったナゴヤサナエは、無事に空を飛ぶことができたのだろうか。

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2006年8月27日 (日)

ウチワヤンマ

6年前の夏にナゴヤサナエの羽化を観察したとき、同じ場所でウチワヤンマの抜け殻をたくさん見つけた。それ以来、毎年たくさんのナゴヤサナエやウチワヤンマの抜け殻が見られ、水際に這い上がり羽化するヤゴを目撃することができる観察ポイントだったのに、湖岸に砂が入れられたり、護岸工事が行われたことが影響しているのか、一昨年の夏から抜け殻を1つも確認できなくなってしまった。今年も見られなければ3年連続未確認ということになり、そうなれば絶滅したと言わざるを得ないことになると思うと、今回の観察はが気が重かった。

夜10時頃、波打ち際を歩いてみても上陸するヤゴの姿はなかったが、岩影にウチワヤンマの抜け殻が1つあることを確認。夜が空けて辺りが明るくなりかけて来たころ、別な場所でもう1つ抜け殻を確認できた。かつて30個以上の抜け殻を確認できた場所で2つしか確認できないのは寂しい結果ではあるが、全滅したわけではない事が分かっただけでも良かった。

その後、観察場所を広げて調査してみたところ、元の観察ポイントから300メートルほど西に移動した辺りの波消しブロックのある場所で、ウチワヤンマの抜け殻が3つ、ナゴヤサナエの抜け殻を1つ見つけることができた。今回の観察で確認できた抜け殻は、ウチワヤンマが5つ、ナゴヤサナエが1つ。何とかトンボたちが生き延びていてくれた事を確認できた。

この観察場所は茨城百景の1つでもある。景色を眺めるだけではさほど大きな変化は感じられなくても、トンボの抜け殻を観察してみると、人の行動が実は自生している生物に影響を与えていることがよく分かる。自然と共生していくためには、自然をよく観察して、小さな変化に敏感になることが大切なのではないかと思う。

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2006年8月23日 (水)

ウマオイ

絨毯のようにびっしり生えたヒメツルソバの上にウマオイがいました。ウマオイと言えば「スイッチョン」と鳴くキリギリスの仲間で、秋が近くなると姿を見るようになる虫です。

ウマオイは正確にはハヤシノウマオイとハタケノウマオイの2種類に分類され、関東地方北部より北にいるウマオイは殆どハヤシノウマオイと言われています。この2種類は見た目で区別を付けることができないものの、鳴き声で区別することができるそうです。「スイーッチョン」と長く鳴くものがハヤシノウマオイ、「シッチョン、シッチョン」と忙しく鳴くものがハタケノウマオイなのだそうです。

ちなみに、私の家の庭では夜になると「スイーッチョン」という声が聴こえるので、ハヤシノウマオイが生息していると思いますが、この写真のウマオイは産卵管があるのでメスのようです。ウマオイは鳴き声で種類を区別するといっても、ウマオイのメスは発声器官がないので鳴きません。鳴かないメスの場合、どうやって種類を区別するのか疑問です。

さて、皆さんの住む地域には、どちらのウマオイが生息しているのでしょうか?
夜のひととき、夕涼みをしながら庭の虫の声に耳を傾けてみてください。

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2006年8月19日 (土)

夜の訪問者・ウスバカゲロウ

夜、窓からウスバカゲロウが入って来ました。ウスバカゲロウとはアリジゴクの成虫のことです。ヒラヒラとゆっくり飛ぶので簡単に素手で捕まえることが出来るのですが、撮影が終わったとたんコテッと横に倒れて動かなくなってしまいビックリ。たった数秒の撮影で弱らせてしまったかとヒヤヒヤしていたら、3分後にまるで眠りから覚めたように動き出し、窓から外へ飛んで行きました。

ウスバカゲロウって死んだフリをするのですね。今夏はその後も何回かウスバカゲロウを確認しているのですが、何だか「まだ元気にしてるから心配ないよ」って顔を出してくれているような気がしています。(笑)

カゲロウは短命で儚いものというイメージがありますが、ウスバカゲロウは2〜3週間、成虫として生きられるそうです。

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2006年8月16日 (水)

4種類のセミの抜け殻

近所の公園で4種類のセミの抜け殻を見つけました。抜け殻でセミの種類を見分けることができることを知っていますか?

左から、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミという順番で並んでいます。ヒグラシとツクツクボウシはスリムで、艶がない方がツクツクボウシ。大きい方はミンミンゼミとアブラゼミですが、こちらは触覚の長さで見分けます。写真では分かりずらいですが、触覚の第三節が他より長いものがアブラゼミなのです。

セミの抜け殻を見つけたら、よ〜く観察してみてください。どんな種類のセミが多く生息しているか調べてみると面白いですよ。

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2006年8月12日 (土)

マメコガネ

ハスの花を裏側から見ていたら、黒いヘンな形の影があることに気が付いた。何の模様だろうと思い花の中を覗き込んでみたら、そこにいたのは2匹のマメコガネ。マメコガネは野原などで普通に見掛ける昆虫ですが、ハスのピンクの花びらに囲まれた中にいるとは意外でした。

コガネムシの仲間は夜行性のものが多いのに、このマメコガネは昼行性でコガネムシの仲間の中でも小さい種類。体のヘリに白いしま模様があるのも特徴で、小さくても意外と目に付きやすい昆虫です。

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2006年7月30日 (日)

ルリタテハの幼虫

森の中の小径を歩いていたら、シオデの葉の裏側に変わった影が見えたので、ソーッと近付いて覗いてみたら、サンゴのような形をした角をたくさん生やした芋虫がいました。黒とオレンジの斑模様の身体にたくさんの角のようなものがあり、それがイソギンチャクかサンゴのように見えて、いかにも毒虫という出で立ちなのですが、調べてみたらルリタテハの幼虫であることが分かりました。

成虫は見た事があっても、幼虫を見る機会はあまりないと思いますが、オニユリやシオデ、ヤマジノホトトギスなどのユリ科の植物が幼虫の食草なので、これらの植物がある場所なら見つかるかもしれません。それにしても、たくさんの角は何の役に立っているのでしょうか?

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2006年7月21日 (金)

アゲハチョウの幼虫

庭のサンショウの木の葉がなくなっていると思ったら、枝にアゲハチョウの幼虫がいました。アゲハチョウの幼虫は夕方になると姿を見せるのに、昼間や雨の日は姿を見せません。一体どこに移動しているのでしょうか?

アゲハチョウの幼虫には可愛い足があります。短くて白い模様入りの足でシッカリと枝につかまっている姿がなんとも可愛らしいものです。アゲハチョウの幼虫はミカンやキンカンなど柑橘系の植物が好きで、庭にこれらの木があれば産卵する可能性があります。葉が少なくなっているミカンなどの木があったら探してみてください。

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2006年7月16日 (日)

コシアキトンボ

白い腹巻きをしたような模様があるトンボ。池や川などで良く見掛けるトンボです。このトンボは殆ど止まらないで飛び続けるので、見掛けてもなかなか撮影できません。飛んでいる最中にヘリコプターのホバリングのように空中で停止することがあっても、その直後に急に向きを変えて別な方向に飛んで行ってしまいます。

ハスの撮影をしていたら、コシアキトンボに何度もレンズの前を行ったり来たりされて、「撮れるもんなら撮ってみろ」と挑発されている気分になり、コシアキトンボを追いました。とにかく止まらずに右へ左へと飛び回るので、炎天下でトンボを追っていると暑くてクラクラしてきます。トンボってこんなに飛び続けて疲れないのかなぁと思っていたら、ほんの一瞬だけチョコンと枝の先端に止まったので、その瞬間を見逃さずに撮影しました。この勝負は私の勝ちです!(笑)

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2006年7月15日 (土)

シオカラトンボ

ハスの蕾みに止まったシオカラトンボ。トンボはスイーッ、スイーッと飛び回り、なかなか止まってくれないので撮影が困難です。このシオカラトンボは私がカメラを構えたら、「さぁ撮ってくれ」と言わんばかりのタイミングで近くのハスに止まった。これはチャンスと思い撮影。珍しく1枚撮っても逃げないので、少し近付いてもう1枚撮影。シャッター音を立てたとたんトンボが首を傾げてチラッとカメラを見たと思ったら、またスイーッと飛んでいってしまいました。

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2006年7月13日 (木)

ムラサキシジミ

近所の川沿いにある公園で、瑠璃色のチョウを見つけました。大きさはモンシロチョウよりは小さく、ベニシジミよりは大きい。羽根を閉じていると地味な色なのに、羽根を開くと瑠璃色にキラリと輝く奇麗なチョウです。木陰で木漏れ日を受けて光る瑠璃色はとても鮮やかでした。ムラサキシジミの幼虫の食草はシイやカシ類で、成虫のまま越冬するそうです。

チョウを良く観察すると、木や葉に止まったとき羽根を広げたまま止まるものと、羽根を閉じたまま止まるものがいることに気がつきます。ムラサキシジミは、羽根を閉じて止まることが多く、なかなか羽根を広げてくれません。ベニシジミは羽根を広げて止まっているのを良く見掛けますが、同じ仲間でも止まり方が違うというのは不思議です。

このチョウの名前は自然通信社の田中さんに教えていただきました。田中さん、ありがとうございました。m(_ _)m

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2006年7月 9日 (日)

ナツアカネ

先日、我が家の庭に今季初めてノシメトンボが飛んできたのを見て、もう夏なんだなぁと思っていたら、今日はナツアカネが庭にいるのを見つけました。近所の公園に行ってみたら、池の周りにはシオカラトンボやコシアキトンボが飛んでいたのですが、こちらは元気よく飛び回っていてなかなか撮影できません。ところが庭に来るトンボはあまり警戒心がないのか近付いてもあまり逃げないし、逃げたとしてもスグ元の場所に戻って来るので短いレンズでも撮影できます。トンボの種類によって警戒心の強いものと弱いものがいるのでしょうか?

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2006年5月21日 (日)

セミの抜け殻

まだセミが羽化する時期ではないのに、アオキの葉の裏側にセミの抜け殻があるのを見つけた。その抜け殻を撮影していたら、近くで遊んでいた子どもたちが「何をしてるの?」と寄って来たので、その子どもたちに抜け殻の付いた葉の裏側を見せてあげたら「怪獣の子どもがいた!」とビックリ仰天。近頃の子はセミの抜け殻も知らないのでしょうか? 

それにしても、この時期に抜け殻があるということは、去年の夏に羽化してから、雨に負けず、風にも負けず、ずっと葉の裏にくっ付いていたということなのでしょうか? もしそうだとしたら、風が吹いたら飛んで行ってしまいそうな抜け殻が、実は意外としっかり葉にくっ付いているものだと言うことになりますね。抜け殻って意外と根性があるものなのかもしれません。

今まで考えたことがなかったけど、抜け殻って最後はどうなってしまうのでしょうね?

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