2009年5月25日 (月)

ハマグリ

子どもの頃、潮干狩りと言えばコタマガイをを獲ることで、ハマグリは滅多に獲れないものという印象がありました。ところが最近は魚屋さんや市場でもコタマガイを見ることが少なく、アサリばかりが目立つようになった気がします。

茨城のハマグリと言えばチョウセンハマグリという外海の砂浜に生息する貝のことです。名前にチョウセンと付くので中国や朝鮮半島から輸入したものと思いがちですが、これは間違いで鹿島灘に自生する在来種のハマグリなのです。中国や朝鮮半島から輸入したものはシナハマグリと言います。

光沢が少なく、くすんだ灰色の地に胡麻斑が多く出て、殻の両端の伸び具合がほぼ同じものがシナハマグリで、光沢があって斑紋が多様で、殻の後端(水管が出る方)がやや伸びるのがハマグリと言われています。さて写真のハマグリはどちらでしょう?

最近は潮干狩り場に輸入されたシナハマグリが撒かれることが多く、撒かれたシナハマグリが在来のハマグリと交雑して遺伝子交雑を引き起こしている可能性があると言われたり、国内の海に輸入したアサリを撒いたことによって、アサリに付着していた国内には殆ど生息していないアサリの天敵がアチコチに繁殖して問題になっています。

在来種と外来種の交雑、地域性の混雑を考慮しない放流は生態系や生物多様性の破壊に繋がる可能性があります。潮干狩りを楽しむことも自然に親しむ手段の1つですが、そのために自然を破壊してしまっては意味がありません。自然は簡単な足し算・引き算で成り立っているわけではなく、複雑な繋がりがあって成り立っているものだということを忘れないで欲しいです。


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問題の答え=写真はシナハマグリです。

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2008年7月21日 (月)

トコブシの貝殻

磯の潮溜まり観察会でキラキラ輝く美しい貝殻を見つけました。殻の長さ7センチくらい、幅が5センチくらい、6〜8個の穴が空いているのがトコブシの特徴で、外側は赤紫色でゴツゴツして岩のようなのに、貝の内側は真珠光沢を持つ真珠層で覆われていてキラキラしています。


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