ゲンジボタルの光の意味
ホタルと言うと点滅しながら飛ぶ姿を思い浮かべることが多く、そのような光りはオスとメスの求愛のシグナルだと言われていますが、ホタルの光りというのは本当に求愛のシグナルという意味だけなのでしょうか?
ゲンジボタルの雄が光る様子を調べるため、光跡をお腹側から見て撮ってみると、這い回るときは光ったまま光量を強弱しながら移動していることが分ります。草むらに止まったオスは光ったままだったり、ゆっくり強く発光して、一瞬にして消えるような点滅をするときもあり、交尾するときは葉の上で発光したままになっています。たまたま飛んで来たホタルを手に取って観察していると、点滅を止めて光ったままになったり、消えたままになったりすることもあり、不意に風を感じたり、大きな音に反応して強く光ることもあります。その他にも、卵、幼虫、蛹、成虫と成長するどの段階でも光るわけで、成虫も観察してみれば色々な光り方をすることが確認できるのですから、きっと求愛のシグナルだけではないハズです。
卵や蛹のときは、他の生物に食べられないための威嚇の光り、幼虫が上陸するときや、メスが産卵するときは仲間に安全を知らせつつ、自分たちの身を守るための光り。そして風などの刺激を受けたときの光りがあると考えても良いのではないでしょうか。
もしも、この謎が解けたらホタルの会話が理解できるかもしれません。

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