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2009年6月26日 (金)

ヒバカリ

大人しくて臆病なヘビで、なかなか見つけられないヒバカリの幼体を市内の田んぼで見つけました。ヒバカリは成体になっても40〜70センチ程度にしかならない小型のヘビなのに、他のヘビより食欲が旺盛で、水田や畑、森などでカエルやミミズなどを食べています。

ヒバカリという名前は、「噛まれたらその日ばかりの命なり」という意味から付けられたと言われていますが、実際には毒がなく噛むこともありません。だから、このように手で掴んでも心配ないのです。もしかしたら、毒があるということにして小型で大人しいヘビを守ろうと考えて、このような名前が考えられたのでしょうか?


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2009年6月20日 (土)

谷津田の夕暮れ

北浦の側に雰囲気のある田園地帯を見つけて散策して来ました。この辺りの田んぼは周囲を山に囲まれている谷津田です。昼までも殆ど人通りがなく、夕方になると聴こえて来るのは鳥の声と側の音だけ。しばらくすると鳥の声も聴こえなくなり、なんとなく足を止めて振り返ってみたら、西側の山の向こうに太陽が沈み、空が茜色に染まっていました。

空の茜色が薄れ濃い青から暗い夜空に変わり始めると、アカガエルやアマガエルの声が聴こえ始めます。この辺りは農道の側にところどころ外灯があるだけで、民家などの光りが殆ど見えません。ここの谷津田を歩いていると何だかトトロの世界に入り込んだような雰囲気を感じてしまいました。人工的な灯りのない闇の景色を体験したのは、いつ以来でしょうか? 暗い景色の中にいると聴覚や嗅覚が強く感じるのはとても不思議です。

陽が沈んで辺りが真っ暗になると、木の葉の上や草の茂みでゲンジボタルやヘイケボタルがチカチカ光り始め、やがて森の中を照らしながら飛び始めました。


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2009年6月13日 (土)

オゼイトトンボ

「夏が来れば思い出す〜♪」で有名な尾瀬ケ原で発見され、標高の高い山岳地帯に生息するトンボとして知られているスカイブルーの鮮やかなオゼイトトンボ。 茨城県の生息地が南限と言われていて、レッドデータブック茨城県版では希少種になっているトンボです。

私はこのトンボが撮影したくて何年も前から探していたのですが、生息地の1つと言われている沢田湧水での観察会に参加したときも撮影出来ず、やっと見つけたオゼイトトンボの自生地だった湿地は羽化の季節に埋め立てられてしまったので、県内でこのトンボに出逢うことを半分諦めかけてたのですが、最近良く観察に行く市内の谷津田で出逢うことが出来たのです。このチャンスを逃すものかと長靴を履いて湿地に入り必死に撮影しました。

イトトンボは身体が細い上に飛び回るので、オートフォーカスではピントが合わせずらくマニュアルでするしかないのですが、被写界深度の浅いマクロレンズでは尚更ピント合わせが難しいのです。ちょこっと葉の上に止まった瞬間にそぉーっと近付いて息を止めながら手早く撮るのですが、なかなか背景の良いところに止まってくれないし、捕獲されると思って警戒しているのか直ぐに飛んでしまうので撮影は難しいのですが、こんな綺麗なトンボに出逢えただけでもラッキーな一日でした。

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2009年6月 4日 (木)

2種類の白い蛾

4月の終わり頃の夜、ガラス窓に小さな白い蛾がペタっと張り付いているのを見つけました。真っ白い翅の上の部分が縁取りしたように褐色の筋が付いています。そっと近付いて撮影してみたらストロボ効果で翅が透けて写りとても綺麗でした。図鑑で調べてみたら、マエアカスジノメイガという蛾でした。模様の特徴そのまんまのネーミングで何だか笑ってしまいます。

GWが終わった頃から、この小さくて白いマエアカスジノメイガ蛾を見掛けなくなったなぁと思っていたら最近また見掛けるようになり、大きなエンジェルトランペットの葉に止まっているのを見つけたので撮ってみたのですが、縁取りしたような褐色の筋がなくて、翅の中央部に2つの縞模様がありました。どうやら別の種類のようで、フタスジシマメイガかと思ったのですが、フタスジシマメイガを図鑑で調べてみると、翅が茶色で縞模様が白と書いてあります。私が撮影したものは、白い翅に茶色の縞模様なので逆パターンです。これはフタスジシマメイガではないのでしょうか?


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2009年6月 1日 (月)

ゲンジボタルの光の意味

ホタルと言うと点滅しながら飛ぶ姿を思い浮かべることが多く、そのような光りはオスとメスの求愛のシグナルだと言われていますが、ホタルの光りというのは本当に求愛のシグナルという意味だけなのでしょうか?

ゲンジボタルの雄が光る様子を調べるため、光跡をお腹側から見て撮ってみると、這い回るときは光ったまま光量を強弱しながら移動していることが分ります。草むらに止まったオスは光ったままだったり、ゆっくり強く発光して、一瞬にして消えるような点滅をするときもあり、交尾するときは葉の上で発光したままになっています。たまたま飛んで来たホタルを手に取って観察していると、点滅を止めて光ったままになったり、消えたままになったりすることもあり、不意に風を感じたり、大きな音に反応して強く光ることもあります。その他にも、卵、幼虫、蛹、成虫と成長するどの段階でも光るわけで、成虫も観察してみれば色々な光り方をすることが確認できるのですから、きっと求愛のシグナルだけではないハズです。

卵や蛹のときは、他の生物に食べられないための威嚇の光り、幼虫が上陸するときや、メスが産卵するときは仲間に安全を知らせつつ、自分たちの身を守るための光り。そして風などの刺激を受けたときの光りがあると考えても良いのではないでしょうか。

もしも、この謎が解けたらホタルの会話が理解できるかもしれません。


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