ムサシアプミ
ムサシアプミは植物園や山草愛好家が自宅で栽培しているもの見る事はあるのですが、この数年、自生しているものを殆ど見かけなくなってしまいました。何年か前に、ある山に自生していると聞いて探しに行ったのですが、山中では見つけることが出来ず、山から下りて来て麓にあった花屋さんの前を通ったら、◯◯山(=私が登って来た山)産のムサシアブミという名札の付いたものが植木鉢に植えられて並んでいたのを見つけて愕然としたことがあります。
昨年の夏、ホタルの調査をしていたとき、偶然ムサシアブミの大きな葉が茂っているのを見つけ、その後の観察会で、この写真を撮影した場所が茨城県内では唯一の群生地とも言われている場所であることを知りました。春になって花が咲く頃、撮影しに行こうと楽しみにしていたのですが、今年もこの場所ではたくさんの花が咲いていました。ところが、この場所はホタルが見られる環境作りの為に開発されている場所で、今以上に開発が進んだら、県内唯一のムサシアブミの群生地にも悪影響が出てしまう可能性があります。これ以上、ムサシアブミの自生地を無くすことのないように願うばかりです。

ムサシアブミは関東地方以西の海に近いやや湿った林内に生える植物で、仏炎包が馬具の一つの鐙(あぶみ=馬具の1つで鞍の両側に垂らし、乗る人が足をかけるもの)に似ていて、武蔵の国で作られる鐙に似ているため、武蔵鐙と言う名前になったと言われています。

ムサシアブミの実
http://natureart-mooju.cocolog-nifty.com/blog_namj/2008/11/post-9630.html
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コメント
ムサシアブミは見た事がありません。
松戸に多いのはウラシマソウ、高尾山にはミミガタテンナンショウ
が良く見られたっけ……
投稿: 道草亭ペンペン草 | 2009年5月12日 (火) 20時17分
ムサシアブミはボクシングのグローブみたいに見えま
すよね。テンナンショウ属の中でも変わった仏炎包を
している気がします。
我が家の近くではウラシマソウを良く見掛けます。ち
ょっと山の中に行くとミミガタテンナンショウやマム
シグサが見られますよ。
投稿: Mieton | 2009年5月15日 (金) 00時41分